2014年4月1日火曜日

Come on!!! 『 War Psalms 』

やっちまった、3月更新ZERO... 新年度、気を取り直して再出発を微妙に誓うインフェスです。

更新をしていないあいだ、ひとつのアルバムを聴き込んでおりました。
そう、Morning Gloryの『 War Psalms 』!タイトルが直過ぎの皮肉が効きすぎじゃありませんか!?



















いんや~『 Poets Were My Heros 』はレクイエム要素があった事や前々からEZRAがやりたかったサウンドってのが、「出してやったぜ、こんちくしょうめ!」と鬱憤を晴らすかのさまと習ったばかりピアノをふんだんに盛り込むあたりに試行錯誤が見え隠れしたような印象を受けました。
(それでも稀代のCRS系メロディメーカーの彼はセンス抜群の曲を持って来ちゃうんですけどね。)

ただ、今作はどうでしょう?前作で披露した“New EZRA”サウンドをこれまでのMG作品やINDKのときのようなスケーターパンクを思わせるアグレッシブなギターをリフに巧く落とし込んでいる、「完成系なのか、こここれは!?」とガツンとヤラレてしまったんですわなwanna!

これはボクの勝手な個人的見解と受け止め方からくる表現の仕方ではありますが...




INDK時代の『 Kill Whitey 』やMGでの名盤『 This Is No Time ta Sleep 』や『 The Whole World Is Watching 』等はキャッチーなメロディラインが有るもののどこかシリアスで直接的なポリティカルな面が強い趣向のナンバーが多いため“”と表します。

一方で前作の表面上のサウンドは様変わりの印象を受けた“New EZRA”サウンドをそのポップス要素も然ることながら、ロマンチックでいて間接的な哲学要素を含んだ少し角が取れたリリックはこれまでにない“陽”なメッセージを受けました。

そして、今作で満を持して“陰陽”が合わさった個人的に待ち望んだ塩梅のサウンドが多く収録されているなと夢見心地ウへヘと浸りながら聴き入っておりました。

加えて、重要な要素は彼の作るサウンドには軍歌のようなノリとリズムを引用するものが多いですよね?例えば、「Kings in Disguise」、「Rallying Point」、「The Whole World Is Watching」等は足並み揃えた隊列が行進するかの如くのギターリフとバッキングボーカルに少しプロパカンダを謳うそれに聴こえ、怖さを放つカッコ良さがあります。たしかに軍歌ってみんなで「おーいッ!うおー!」な感じで一体感みたいなモノを生みやすい音楽なんだと思います。それを逆手に取っての趣向なのか戦争批判なのか皮肉めいた訴え・主義を声高に叫ぶスタイルにCRS魂を感じます。OiやAnarchoといったパンクジャンルにカテゴライズに納まらない・させたくないセンスが際立つのよね、ホント!

その軍楽的な要素を今作でも盛り込んでいてくれて、「I am Machine Gun」、「I Want Control」なんかはモロにそのノリでEZRAお得意のAhhhhhhh!やらOhhhhhhh!といったCooLなシャウトをブッ込んでくれてありがたや、ありがたや!と三回、CDに向かって拝み泣きました。

FATからリリースされた2枚のアルバム。これが今までと全く別モノと聴こえてしまう、ソコのアナタ!
様々な楽器を取り入れ、様変わりしたと思うのもわかります。ただ、それの大半の要因はFATリリースの2枚はEZRAが求めたサウンドに対して綺麗で美麗にレコーディングする必要があったための表面上のサウンドだと言いたい!
これまでの良く言えばローファイで味のあるレコーディングとのギャップです。
今作『 War Psalms 』を聴き込めば、“New EZRA”サウンドの根底にはStzaでも出せないCRSのエッセンスを含んだブレない彼の魂が感じ取れるはず!

と勝手な思いのたけを綴れたので満足しております。

最後に... MGを日本に呼びましょう! のフォロワーが少なすぎて泣きました!
全国のCRSファン、もしくはEZRAファンのギャルもおじいちゃんも!彼をフォローしてツアー希望リプを出してみましょう!一緒にツアーしてくれそうな日本のバンドなんかを紹介してさ!案外、耳を傾けてくれるかもよ?


まあ、ボクは出してないんですけどね。 リプ!出してみようぜ、インフェス!

see ya!

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