2014年1月11日土曜日

Best Albums of 2013

2014! 初っ端は平成25年って仕事時の書類やらレジュメに記載しちゃうよね!なインフェスです。

どうぞ、本年も宜しくお願い申し上げます。

それでは新年の一発目のネタとしてとっておいたアルバムチョイスに臨みたいと。
これぐらいはやんないとブログが活性化しませんもんね、嗚呼。
2013年にリリースされたと思われる聴いて耳に色濃く刻まれた(と言い切りたい)珠玉の20枚を挙げたいと、

お・も・い・ま・す。

とってもセレクトに迷ったんだな~ 
僅差のアルバムはiTunesの再生回数を参考にしようとしたら聴きまくったはずが2回とか...
コンポとカーステレオといったオーディオで聴いてたのはカウントされないよな、そりゃ。

気になったらタイトルをクリックしてリンク先で音源をチェックしてみてください。
ゆるい気持ちで、どんぞ。



Another Green World - Haunted













メンフィスから22歳の刺客アレック・ウェストのソロプロジェクト。
シュゲ要素を含んだドリーミンでポップなギターが心地よい1枚でした。
Joy Division、New Orderなんかの影響を受けててサウンドにも色濃く出てるって時点で嫌いになれない!
憂いなボーカルもグッドなのです!



Cage The Elephant - Melophobia













待ってましたよ、3rdアルバム!ご存知、ケンタッキーの暴走ぞうさんの登場です。
洗練されすぎた感のある前作に比べて、カントリーやブルースっぽいのを消化したうえで、1stアルバムで感じた荒々しくも気だるいロックテイストが戻ってきたように思えます。
ギターのリンカーンがプロデュース業に専念するみたいで脱退だそうで残念でなりませんね。



Delorean - Apar













これも待望の一枚!スパニッシュなダンサフルロックなでろれあん!
神々しくも奥深くに感じる情熱的なラテンなサウンドに字余り調なボーカル。かなり良かったです。
それにライヴも拝めましたしね、文句なしの2013のベストパフォーマンスな連中です。
あーーーーーぱぁぁぁーーーーーーー!


Descendants of Eridrick - Thanks a Million













以前も紹介したゲームBGMをバンドサウンドでカヴァーしているテキサスの連中の一枚です。
ドット絵ファミコン・スーファミ世代にはたまらないBGMをセンス良くチョイスしてロックでいてメタルをかましつつゲーム独特な儚げなところも巧く出していると感じました!
ロックマン2、エフゼロ、クロノ・トリガーはもう感涙モノでしばしばネットサーフィン時のBGMでした。
詳細が気になりましたら以前の記事を見て貰えればと...



Dutch Nuggets - Nervous Wreck













カナダの超速ドタバタメロコアバンドのデビューアルバムです。
90'年代の絶頂期のパンクシーンを彷彿とさせる内容で当時はパンクキッズ達だった30代に差し掛かった人たちには持って来いなグッドナンバー揃いです。 「Tasteless」という曲がカッコいいんですが、Bad ReligionとNoFXの共演かよwって感じで笑わせて貰いました。
夏に車の中でよくかけて頭ふって運転していたのを思い出します。



Errata - L'autre Hemisphere













フランスはリールのポストロック/ハードコアバンドのデビューアルバム。
全体的にダークなサウンドに悲痛めいたシャウトとメタルなギターにグッと来ました。
日本のレーベルに所属しているのでこのアルバムで武装した再来日に期待したいですね。
なんでか朝の通勤時によく聴いてたなぁ。それにしても一曲が長いねぇ。



The Hum Hums - Teenage loser













さいたま出身の3ピースポップパンクバンドのデビューアルバムです。
日本のバンドでこんなにハマッたのはMUGWUMPS以来です。
やたらtwitterのおすすめフォロワ-に出現するので行ってみたら...青春胸キュンサウンドは今日も今日とて帰らぬ青春の日々を思い出せてくれるんですよ!ろくな青春を送ってないけど。
MUGWUMPSと一緒のイベントに出たら最高だな~、多分行く。
こういったサウンドを持っている連中を青春パンクと呼んで欲しい。



The Infested - Eaten from the Inside













本家が新譜を出さないここ数年、UK支部師範代(勝手に命名)正統派CRSバンドの一枚です。
アグレッシブで良い意味で下品なまでのキャッチー全開なギターリフとお約束のバグボイス!
「Wake Up」の初っ端のギターとシャウトで完全にヤラレました!
スタザー! UK支部は盤石だぜ! はやくシーンに戻ってコイツらに本家のサウンドを魅せてくれ!



JAWS - Milkshake













ここで登場!いわゆる“UKロック”ものです。バーミンガム出身のバンドのEP音源を集めた日本企画のミニアルバム。ひとことでいえば... この手のサウンドは日本人はほっとかないでしょ!?といった感じでしょうか?
その割にはあんまりブレイクしていないような。
サマソニで待ってます!でもフジで来るならもっといいです!
 Soundcloudでフーファイのカヴァーしてます、優しいEverlongです笑



LHA - Soul Selection













シドニーを拠点に活動しているらしいヒップホップユニットの話題の一枚。(だったと思う...)
OZとKoreaの二人組みでトラックメーカーのリー・ハンなる人物のセンスが本当に耳に心地よくカッコいい。
ジャズテイストなオシャレなトラックにMCアディカルの素人の耳にも優しいリリックでヒットを飛ばすんじゃないかと思い深夜のドライブで流しておりました。日本のヒップホップ市場のトレンドがわからないのでどれほどのインパクトを与えたのかがわからないのがもどかしいです笑



Lights & Motion - Reanimation













スウェーデンで活動するクリストファー・フランゼンなる人物のソロプロジェクトの一枚。
Euphoric Tranceってジャンルらしいですね、確かに壮大で癒しを感じる要素をすごく含んでいるように感じます。全体的にぼんやりと始まるんですが、徐々に厚みを増してきていつの間にか盛り上ってる!
2013年の初めに海外ラジオで聴いてすぐにCDを買ったので聴いてた期間が最も長かったアルバムでもあります。部屋を真っ暗にしてのごろ寝の際のBGMに最適でした。



The Mad Conductor - MC Rise













元No-CashのフロントマンChris TrayがMC Devlinと名義変更のフルレンジは2枚目ですか?な一枚。
パンク畑だった人がやるヒップホップってのがすごい好きで、この人はバンドを解散してまで本職ヒップホップに転向したツワモノ。今作もピアノや奇怪な電子音、レゲェやSKAの要素を詰め込んだサウンドで自由奔放にリリックかましてくれてます。それとバンド編成ってのがいいよね!
「Otras Dimensiones」のトボけた感じが大好きです。



Mind Spiders - Inhumanistic













テキサスのゆるゆるパンクバンドは2年連続のリリース!
相変わらずサイケで浮遊感タップリかと思えばストイックな面も魅せるナンバーに酔いしれました。
ヒュ~ドロドロな音なんですよね、ホント。 ザ50回転ズの鬼太郎OPみたいな笑。
ハリウッド版ゲゲゲの鬼太郎が制作されたら音楽面で白羽の矢が立つはず!



Pity Sex - Feast of Love













ボストンを拠点に活動する男女ボーカルの4人組バンドの一枚。
これもネットラジオを聴いてたらガバっと笑 思わずバンド名で即座に検索をかけた連中です。
ノイジーでアダルトなWeezerと表現が適切かわかりませんが、哀愁ポップなサウンドは必聴!
FarrahやFountains Of Wayneが好きな人には本当に聴いて貰いたいです。
タワレコで推しの一枚になると思ったですが、販売してないみたいですね。 センスねーな!



Saide The Whale - Hawaii













バンクーバーのフォークバンドの残暑に届いた爽やかな一枚。
前回は持ち味のフォーク要素が多めなのに対して今回はフォークありきなポップチューンが満載!
アルバムを通して透き通るようなボーカルに時折垣間見せる独特なギターリフが印象的でした。
そろそろ、苗場の草の匂いがする緑な野外ステージで拝みたいんで来てください、お願いします。



Snowden - No One In Control













アトランタはジョージアのバンドの忘れた頃にやってきた2ndアルバム。
無機質なサウンドにダンサフルなポップス性を落とし込む趣向に磨きかかって全体的に前作よりも聴きやすくなった感がありました。ボクの中でアイルランドのバンド Bell X1と似た存在ですね。この2バンドにしか出せない形容しがたい憂いで美麗なサウンドは変な中毒性があります。
2013年はエドワード・スノーデンの影響でネット上において皮肉にもバンドの知名度が飛躍的に上がってしまったようです。



Soviet Soviet - Fate













2013年のベストかなと思えるイタリアのポストパンク・トリオ、ソビエト ソビエトのデビューアルバムです。
バンド名から勝手に連想してしまう極寒の暗闇の中、残像を残しつつ鋭くも怪しい光は放つサウンドです笑
何って言うんですか、残響感?分析できない、イタリーサウンド!
9月頃にネットラジオで「Together」を聴いたときに背筋がピンっとなり、検索しまくり。 これだ!と思えました。
CDを入手できたのが12月初頭だったのでほぼネット音源で自宅で聴いてたってのがちと残念。



Stornoway - Tales from Terra Firma













オックスフォードのインディーフォークバンド、期待の2ndアルバム。
前回同様にノスタルジックな雰囲気を保ちながらの攻めるようなアップテンポなナンバーも用意してくるあたりに職人的なモノを感じました。この人達も本当にライヴが観たいですね。
日々の生活から来る精神的な疲労をお持ちの方に是非に彼らの「The Bigger Picture」という曲を聴いて貰いたいです。



Surfer Blood - Pythons













フロリダのインディーロックバンドの2ndアルバムです。
これはハイパー待望の一枚でしたね。 特に先行でシングルがFree DLでリリースされて聴いてしまってからは発売が待ち遠しくて仕方がなかったなぁ。 その先行シングル「Weird Shapes」は2013年最も口ずさむ大賞を受賞しました笑 音楽はルックスじゃないぜ!な地味男達が放つ穏やかでいてパンキッシュなポップ感はアルバム全体を通して聴き応え十分の内容で1stを軽く超えたように思えます。
ギターとハウリングするようにリンクする優しいボーカルとコーラスに3回泣きました。



Sulk - Graceless













ロンドンを拠点に活動する5人組で“シューゲイズマッドブリットロック”
と勝手に命名したバンドのデビューアルバムです。
何年か前にThe Ruling Classというバンド名で活動をしていた頃に出したシングルが好きだったので、個人的には忘れた頃にやってきた大作でした。ローゼスのような乾いたギターとグルービーなベースライン。それでいて、ブリットポップ全盛時代のblurのようなUKっ子が大好きなポップス要素を絡めた内容に、「こういったUKモノが聴きたかったのよ!」と声を荒げてました。



20枚って多いようで少ないんでセレクトは本当に迷いました。
ストロークス、トラヴィス、プライマルもすんげー良かったけど、挙げた20枚に比べたら聴いてないなと思ったり、期待外れな連中も多かったのもありました。Mac Millerやら、Teen dazeやら...

そろそろ2014年発信の音源をチェックしていきたいんですが、まだまだ上の良作達を聴いちゃってる感じとバスケネタやH田ネタに触れたいなぁ~と思ったりしてます。

うっすい内容と低頻度な更新ですが、今後とも宜しくお願い致します。


see ya!

2 件のコメント:

  1. Another Green World、Pity Sexはすごく好みです!シングルベストで紹介されていたZero Gainってパンクバンドも滅茶苦茶カッコ良かった!

    The Mad Conductorさんも怪しくていいですね。あんまり真剣になって聴くタイプじゃなさそうでHIPHOP素人の僕にもいけそうです。
    でもってDescendants of Erdrick。フルートがイカすぜ!クロノトリガーしかやったことが無いのが悔しいなあ…。

    Infested44さんのベストは余所では見かけなかった面白い音源がチョイスされていて、とても刺激的です。これから気になったのを買ってじっくり聴かせてもらいますぞ~

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    1. 音源チェックありがとうございます!
      Another Green WorldとPity Sexはもっとブレイクすると思ったですけどね...笑
      Zero Gainは本気で惚れてしまいまして...

      The Mad Conductorの聴く姿勢はボクも全く一緒です笑
      本域ヒップホップにはうといので!
      ゲームサウンドってことでこのバンドに関してはもっと日本で知名度があるかのと思ったらそうでもないみたいなんでたくさんの人に知って貰いたいですね。

      田吾作さんのベストをきっかけでFAST FOODを買いに行こうと思います!
      年末、BASEに行った際に懐事情のためゲットできなかったので笑

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